「40歳の壁」にぶつかる自分を発信する

40にして迷いまくる。自分はその真っただ中にいる。それを発信しようと思ったのは、一つの本がきっかけであった。大石晴さんの『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』(2022年、ディスカバートウェンティーワン社)という本である。

タイトルの通り、40代のキャリアの悩みについての本である。彼女はこれまでの会社員生活や育児を通して「残りの人生いまのままでいいの?これまでの積み重ねでいい?」という疑問を持ったそうだ。それをきっかけにNoteでブログをはじめ、その文章を売り始めた(Noteでは文章を読むためにブログのひとつの記事を買えるという仕組みがある)。さらには自分の好きなヨガをきわめて講師となり、スキンケアのブランドやオンライン・ラジオも手掛けるようになったのだ。まさにタイトル通り「40歳の壁」をスルっと乗り越えたのだろう。その中では死ぬまで働ける、つまり、会社ではなく自分でできるようなお金を稼ぐ塩組を持とうということであった。

それが幸せにつながるというのだ。お金が目減りする心配がなく、人とのつながりも保てる、さらには、仕事をすることには健康にもつながる。この好循環をするためには「自分業」を作るべきだと尾石さんはいう。「アラフォーからのキャリアは、仕事に合わせて人生を変えるのではなく(望まない転勤や単身赴任など)、人生に合わせて仕事をデザイン」せよというのだ。自分で裁量権を持て、かつ、楽しく続けられる仕事を自ら作り出す必要がある。仕事のストレスが気持ちいい。そんな仕事を探せというのだろう。

もちろん、そんなもの、やってみてすぐに見つかるわけではない。尾石さんも失敗の繰り返しだといっている。でも、そうした仕事を見つけるためには楽しく試行錯誤するしかない。

そのために必要なのが自己分析だという。なんか大学の就職活動といっしょにみたい。とりあえず尾石さんが書いているように僕は「やりたいこと100のリスト」を作ってみた。そこになんでもいいからやりたいことを書けというのだ。このリストに関しては次の記事で紹介することにしたい。

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